みなさんこんにちは!
カネトシ工務店です🏠
パッシブハウス
というワードを聞いたことがありますか?
家づくりに関することや高断熱高気密など、性能について調べていくと目にしたことがあるかもしれません。
パッシブハウスとは環境先進国ドイツで開発された自然エネルギーを活かし、消費エネルギーを抑える省エネ住宅設計のことです。
所謂高性能住宅のことを言われることもありますが、冷暖房負荷や一次エネルギー消費量など明確な厳しい基準が設けられています。
パッシブハウスってどんな家?
どんな家なの?
と、気になる方に向けて今回はパッシブハウスについて解説いたします♪
パッシブハウスの特徴
パッシブハウスの特徴についてはご紹介いたします。
自然の力を取り入れた家づくり
パッシブハウスの最大の特徴は「自然の力を取り入れる」ことです。
・夏の暑い日差しを遮り、冬にはあたたかい光を取り入れる
・家の中に風が通りやすいような通風設計
など、自然を感じながら暮らすことができます。
自然の力、と聞くと太陽光発電などが頭に浮かぶかと思いますが、そのような太陽光システムや冷暖房などの設備にできるだけ頼らない家づくりを目指すのがパッシブハウスになります。
それが、結果的に省エネ住宅につながっているということなんですね。
世界基準の住宅性能
パッシブハウスに認定されるためには、以下の3つをクリアする必要があります。
①冷暖房負荷が各15kWh/㎡以下であること(地域によって異なります)
②気密性能として50Paの加圧時の漏気回数が0.6回であること
③一次エネルギー消費量が120kWh/㎡以下であること
これらの基準は世界的に見てもかなり厳しいものになります。
特に①の冷暖房負荷の基準は、これまでに日本の省エネ基準の約3倍の性能を求められていることになります。
快適な暮らし
自然の力を最大限利用かつ最高レベルの住宅性能によって、快適な暮らしが叶います。
家全体の室温の差がなく冷暖房の使用も最小限となるため、気温変化による体調不良や体への負担も軽減されます。
家も住む人も自然体にストレスフリーな環境を実現することができます。
パッシブハウスのデメリット
パッシブハウスにはデメリットもあります。
①建築コストがかかる
パッシブハウスの認定を受けるため、断熱材も量もかなり必要になります。
また、窓やサッシなどの設備も高機能なものを使用するため、その分建築コストが高くなります。
しかし、パッシブハウス基準の住宅を建てることにより光熱費などのランニングコストは抑えることができますので、総合的に判断しましょう。
②環境条件の良い土地が必要
パッシブハウスは自然の力を最大限利用するため、日当たりや風の通りが良い土地であることが必要です。
認定基準を満たしていれば工法やデザインの条件はありませんが、パッシブハウスを建てる上では土地によって向き不向きがあります。
③建てるのが難しい
パッシブハウスを建てるには、世界基準の性能を担保できる高い技術が求められます。
ですので、希望の住宅会社では建てられない場合があります。
パッシブハウスを検討している方は、認定を行っているパッシブハウスジャパン賛助会員へ相談するのがよいでしょう。
賛助会員の場合、省エネ建築診断士の在籍が義務付けられるのでパッシブハウスに関してより詳しく相談することができます。
まとめ
省エネ住宅がより注目されるようになった昨今。
選択肢の一つとしてパッシブハウスを検討するのもいいかもしれませんね。
今回の記事で特徴やメリット・デメリットについて知っていただけたかと思います。
ぜひ今後の家づくりにお役立てくださいね✨
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