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2024年06月10日

資金計画の正しいやり方

資金計画の正しいやり方

みなさんこんにちは!
カネトシ工務店です🏠

当社ホームページやブログでも何度もお伝えしていること

それは

「資金計画」の重要性についてです。

資金計画とは、

全体の予算をはじめ、土地や家などにそれぞれどのくらいの予算を振り分けるのか

という計画を立てるものです。

土地を決め、住宅会社を決め、プランが決まり、

そして見積もり作成のタイミングではじめて資金計画書を出す

という住宅会社さんもありますが、

資金計画は家づくりの最初の段階でしなければ、意味がありません。

すべてが決まってからでは遅いのです。

今回はそんな資金計画を正しく行うためのポイントについて

お話させていただきます🌳




資金計画で最初にすること

資金計画で最初にすること


資金計画でまず最初に行うのが「住宅ローン選び」です。


住宅ローンでいくら借入するのか?


この金額を決める基準はこの3つになります。

①金利タイプ

②返済期間

③毎月の返済額





①金利タイプについては、過去のブログでもお話していますので

⇩こちらをご覧ください。

【マイナス金利解除】で住宅ローンはどうなるの?

⇩ホームページにも同様の内容を紹介しています!

3つの住宅ローン商品の特徴



②返済期間は、一般的に35年が多いのですが、

なんとなく住宅ローンの返済期間は5年単位ではならない

と思っていませんか?


実は、返済期間の設定単位に決まりはなく、

好きな年数をご自身で決めることができます。

もちろん35年でもOKですが、ご自身の職業や年齢を考慮したうえで

決めていただければと思います。



③毎月の返済額についてですが、

この返済額を決めるタイミングでおすすめしたいのが、

「生命保険の見直し」です。


「住宅ローンと生命保険って何が関係あるの?」

と思われるかもしれません。

ご存じの方も多いかと思いますが、住宅ローンを組んだ際に

必ず加入する団体信用生命保険というものがあります。


これは、ローンを組んだ契約者に病気や事故など、もしものことがあった場合に

住宅ローンをその保険金で相殺する生命保険です。

この団信と呼ばれるものはかなり手厚い保証を受けられるものですので、

もし今ご自身で加入している生命保険があれば、

一度内容を見直し、不要なものを解約する良い機会です。

その分、仮に保険料を1~2万円程度削ることができれば、

毎月の返済額に充てることができます。



また、毎月の返済といっても毎月かかるのは「住宅ローン」だけではありません。

固定資産税や住宅修繕費などの積み立てが必要な場合もあります。

さらに、物価や光熱費の値上げもつづいています。

ですので、この資金計画の段階で毎月の収支や保険内容を見直し、

返済金額を算出していく必要があるんです。


資金計画に失敗する3つの理由


資金計画に失敗する3つの理由


この重要な資金計画ですが、

実は失敗してしまう方が非常に多いのも事実です。


その理由は主に3つあります。




①土地と建物以外の費用について、事前に計算されていない

土地と建物以外の費用、いわゆる諸経費というものです。

諸経費と聞くと、

・火災保険

・登記費用

・住宅ローン借り入れの費用

などを想定し、大体150万円程度かな?とお考えの方が多いです。


もちろん、上記諸経費も必要なのですが、

・新居用の家具や家電購入費

・引っ越し代

・外構工事費用

・(場合によっては)地盤改良費


などなど、実はまだまだかかるものがあります!

必要ない場合は大丈夫ですが、

特に土地関連の費用については調査後に費用がかかることがわかるケースがほとんどなので、

思わぬ出費!とならないように事前にしっかりとまずは把握しておきましょう。


②お金の話を後回しにし、具体的な金額を知らされていない

住宅展示場や相談会に行くと、

なんとなく「このお家っていくらなんだろう?」と思うことありますよね。


実は、住宅業界では価格提示の基準が全くありません。

つまり、内訳に対する決まりがないのでどんな家でも安くみせようとすれば

できてしまうのです。


契約を急ぐ住宅会社の場合、

お金の話を後回しにして、契約直前に別途かかる費用の話を持ち出すこともあります。

土地やプランも決まり、あとは契約だけなのに・・・のタイミングで

予算が足りなくて困ってしまうことになりかねません。


表示価格だけに惑わされず、お金の話はまず最初に!くらいの気持ちで

家づくりに臨まれるのがよいかと思います。




③住宅ローン選び

この資金計画で最初に行う住宅ローン選びこそ、失敗する最大の要因です。

実は住宅ローンの種類は約5000種類以上あると言われています。


この膨大な数の中から自分にぴったりのものを選ぶなんて・・・

と心配になってしまいますが、

住宅ローンは主に金利タイプによって3つに分けられ、

ここから選ぶようなイメージでよいかと思います。

それぞれの金融機関が条件などの内容を変えてリリースしているため、

数は多いものの類似している商品も中にはあります。


しっかりと資金計画することで後悔しない家づくりを


家づくりにおいて「資金計画」は

本当に大事な部分になってきます!

お客様自身が正しい知識を身に着けることが、

資金計画に失敗しない ⇨ 後悔しない家づくり

につながりますので、ぜひご自身でもいろいろとお時間のある時に

調べてみてはいかがでしょうか?😊

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