みなさんこんにちは!
カネトシ工務店です🏠
最近ニュースでよく目にするようになった
「マイナス金利」のワード。
このマイナス金利は、
今年3月に日銀が決定した「マイナス金利政策解除」
からきているもので、
この決定により住宅ローンの変動金利が上昇するのではないか
という懸念が広がっています。
大規模な金融緩和策のために続いてきたマイナス金利政策により、
長年の超低金利を受け、住宅ローンは
変動金利タイプが主流といわれてきました。
では変動金利が上がることにより、
わたしたちの生活にどう影響するのか?
住宅ローンはどうすればいいのか?
などについて、少しお話いたします。
金利が上がれば返済額も上がる?
このマイナス金利が解除になるのは17年ぶりです。
「今後金利が上がればローンの返済額が増えるんじゃ・・・?」
と心配な方もいらっしゃると思います。
しかし、現時点(2024年4月)では変動金利への影響は
それほど出ていないと言われています。
将来的に金利が上がることは予想されていますが、
当面は0.1~0.2%程度の増加の可能性が高いとされ、
急激な変動はないとも言われています。
しかし、経済状況よっては動向がいつどうなるのかはわかりません。
金利上昇のリスクを考え、
金利が上がった後の返済額をしっかり把握し、
その分の貯蓄をしておくことも対策として有効ですね。
住宅ローン3商品
では、ここで住宅ローンの金利商品について
どんな特徴があるのか解説してみます!
1.変動金利
先に挙げた変動金利ですね。
お話した通り、マイナス金利の影響で従来金利が安いメリットから
選ばれる方が多かった変動金利ですが、
今回のような市場の動向によって金利が左右されてしまうため、
将来的な金利が不安定で、最終的な返済額も予想できません。
金利は半年ごとに見直され、5年ごとに返済額が変わります。
つまり、半年後に金利が上がったとしてもそれに伴って返済が増えるのではなく、
元金と利息の割合が変わるということです。
2.固定金利選択型金利
固定金利選択型金利とは、
「固定」という言葉から固定金利のように思われがちですが、
実際は変動金利の仲間です。
3年固定・5年固定・10年固定などの住宅ローンを聞いたことはありませんか?
これらが主に地方銀行の主力になる住宅ローン商品です。
金利や固定期間などは銀行によってさまざまですが、固定期間が短ければ短いほど金利が安いのが特徴です。
この商品は固定期間中は金利が安く設定されており、
返済額が変わらず安心できるメリットがあります。
しかし、期間満了後は変動金利に切り替わったり、
同じローンを選んでも貸出金利が上昇する可能性もあります。
「じゃあ期間が満了したら借り換えすればいいんじゃ?」
と思われるかもしれませんが、、、
銀行で住宅ローンを組む際に、
必ず団体信用生命保険(団信)という保険に加入しなくてはならないのですが、
満了時にたとえば体調面で難が出てしまっている場合、
保険の加入ができず借り換えそのものができないことがあります。
3.固定金利
固定金利は、その名の通り金利が固定で返済額が一生涯変わらない商品です。
その分、変動や固定金利選択型金利に比べると金利が高く、
初期費用もかかります。
ですので、土地や建物に費やせる予算が減ってしまいます。
また、この固定金利の代表的商品で「フラット35」というものがあります。
こちらを選ぶ際は、商品の性質上「つなぎ融資」の手数料と金利が
余分にかかります。
また、フラット35の中には団信が含まれていないタイプもあるため、
その保険料を別途支払う必要になるため、
日々のランニングコストにも影響してきます。
住宅ローンは損得勘定で選ばない!
いかがでしたか?
主に3つの商品では、
それぞれメリット・デメリットがあります。
住宅ローンを選ぶ際に重要なのは、
「損得勘定で選ばないこと」です。
目先の金利の安さだけで選ぶことは危険ですし、
住宅ローンは、実際支払い終わってみるまでは
どれが得でどれが損かわからないからです。
今回のマイナス金利解除については、
今すぐに金利が急激に上がる恐れはなさそうですが、
今後も動向を見守っていく必要がありますね。
この住宅ローン選びは、
家づくりにとって大切な「資金計画」に直結する部分ですので
ぜひ参考にしていただければと思います✨
ではまたー!(^^)/
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