こんにちは。
すっかりご無沙汰しております。
設計コーディネーターの植村です。
前回のブログが、7月の初めでしたので、
3ヶ月半ぶりです。
10月ももうすぐ終わり、冬がだんだんと
近づいてきましたね。
小学生のお子さまがいらっしゃるお家では、
もうすぐ学習発表会ですね!
我が家の子どもたちも、今月末に学習発表会で、
上の子は音楽、下の子は劇の発表です。
一生懸命練習している様なので、今から
楽しみにしています♪
さて、3ヶ月半ぶりの植村の「理想の間取りシリーズ」。
今月は、「生活動線と家事動線を考えた家」と
題しましてお送りします。
皆さんは、「家事動線」や「生活動線」という言葉を
聞いたことはありますか?
「家事動線」とは、「住宅内で炊事や洗濯、掃除など、
家事をする際に人の動きを表す線(経路)」のことで、
どちらかというとよく聞く言葉かもしれません。
家事動線は、移動する距離を短くすること、つまり
移動する歩数を極力減らすことが毎日の家事効率を
UPするポイントです。
一方の「生活動線」はというと、「家庭内で、日常生活を
営むうえでの動線。」
「リビングやキッチン、バスルームなどの間を移動する線」
のことを言います。
簡単に言うと、「朝起きて顔を洗う、着替える、
ご飯を食べる、トイレに行く、お風呂に入る、寝る、など
毎日の生活を送る際の人の動きや移動を表した線」
のことです。
家の間取りを考える際、「家事動線」・「生活動線」の
2つ動線が重ならないようほどよく分けることが、
快適な暮らしを送る上で重要となります。
朝の身支度の時間を考えて見ましょう。
この2つの動線が重なってしまうと、洗濯や掃除などの
家事をしている人と、トイレや洗面化粧台を使っている
家族が移動する際に、度々すれ違う経路が出てきてしまい、
互いに思うように移動できず、ストレスを感じてしまうこと
となります。
今回考えた間取りは、2つの動線をほどよく分けつつ、
朝の忙しい時間にも家族の動きや気配を感じられることを
ポイントに間取りを考えて見ました。
今回も、かなり見にくいのですが、私の手書きでの
ポイント説明をさせていただきたいと思います。
手書きでごちゃごちゃと書いているので、
とても見にくいですが、一番のポイントは、
キッチンからの家事動線の短さです。
例として、洗濯後の干す・たたむ・収納する
作業を考えてみましょう。
キッチンで料理などの作業中、洗濯が終わり、
パントリー・ファミリークロークを通り、
サニタリールームへと向かいます。
その後、外干しの出来る夏場ならば、
サニタリールームを出てまっすぐ
一直線に庭へとつながるテラス窓へ
向かうことができます。
そして、取り込んだ洗濯物を畳み、
下着類やタオル類はすべてファミリークロークと
サニタリールームの収納棚へとしまうことが
出来ます。
また、家族それぞれの服は、サニタリールームの
収納棚にそれぞれのかご等を設け、そこに入れて
おいて、2Fの自室へと上がるときに各々が
持って行くというカタチにすると家事の軽減に
つながります。
いかがでしょうか?
洗濯・掃除・料理など、名前の付く家事以外にも、
最近よく話題に上がる「名もなき家事」も、この
間取りだと少し負担が減るのではと思っています。
今回は、内観がわかりやすいように鳥瞰図を
作成してみました☆
〇1F鳥瞰図
〇2F鳥瞰図
内観のイメージは優しくナチュラル系な感じにしました。
〇リビング・ダイニング・キッチン
〇ダイニングテーブルから見たキッチンと階段
〇キッチンから見たパントリー・ファミリークローク
(引き戸を開けた状態)
〇サニタリールームから見たパントリー・ファミリークローク
(引き戸を開けた状態)
外観は内観に反して、シックで男前な感じにしました。
今回は、「生活動線と家事動線を考えた家」と題してお送りしました。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
インフルエンザのニュースも聞かれる様になりましたので、みなさまお気を付けくださいね!
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