こんにちは。
設計コーディネーターの植村です。
3月になり、雪も融け始めて、春の気配が
感じられるようになってきましたね。
私は、四季の中で春が一番好きです。
なんだか春ってウキウキしませんか??
雪がとけて、少しずつ日も長くなり、日に日に暖かくなるのだ
なぁと思うだけで、気持ちが明るく前向きになれる気がします。
昨年は子どもの卒園・入学と慌ただしい春だったのですが、
今年はゆったりとした気持ちで春を迎えられそうです🌸
早く桜咲かないかなぁ~
さて、ひと月とんでしまいましたが、今回の植村の
「理想の間取りシリーズ」。
「玄関収納が充実の家」と題してお送りしたいと思います。
私植村、昨年の9月に「間取り学」の専門家の上田 康允先生の
講演会に参加しました。
その際、上田先生から、「家の収納を考える際は、なるべく玄関の
近くに収納を設けたほうが良い。」とのお話を伺いました。
玄関周辺の収納をあまり考えずに間取りを考えると、結局後々
しまうところが不足して、収納用品を購入したり置いたりと
玄関がどんどん狭くなってしまいます。
また、家の奥や2階・3階に納戸を設けると、運ぶ手間も増え、
何より使いづらいとのアンケート結果もありました。
お家を建築する時期にもよりますが、夏などあたたかい時期に
間取りを考えると、コート類を帰宅時にしまう場所をあまり
考えずに決めてしまったり、除雪道具や濡れてしまった子どもの
スキーウェアなどをかけておくスペースがなかったりと、後々
「ああしておけば良かった。」「こうしておけば良かった。」と
思うところがたくさん出てきてしまいます。
そうならないためにも、「ここにはあれをかけるから、こんな収納を。」
「コートを掛けたら、次は手洗いうがいをするから洗面へと行きやすい
方がいいかな。」と季節ごとの毎日の家族の行動をイメージして、
間取りの希望を具体化していかれるのが良いのではと思います。
さて、私の作成した間取りがこちらです。
ポイントがいくつかありますので、番号をふりました。
番号順にご説明していきたいと思いますが、今回は①~③について
お話ししたいと思います。
① シューズクローク
広めのシューズクロークは、可動棚をもうけ、靴はもちろん、
季節のもの(除雪道具やスキー・スノーボードなど長さの
あるもの)を立てて収納できます。
また、家の中へ持ち込みたくない、冬場の雪のついた子どもの
ジャンプスーツやスキーウェア、夏場の雨に濡れた
レインコートや傘を掛けておくスペースとしても大活躍します。
② 玄関のクローゼット
玄関のクローゼットは、毎日着るコートなどのアウターや、
子どもの小物類、幼稚園・保育園児がいるご家庭では、
通園カバンなどを収納するスペースとして利用できます。
可動の棚やハンガー掛けを設けることにより、子どもの利用
しやすい高さに調節出来、子ども自らがコートやカバンを
片付ける習慣が身につきます。
成長とともに高さを変えられるのもうれしいポイントです。
また、クローゼットの奥行きを、大人の男性の衣類をハンガーに
掛けて収納できるジャストサイズで作成しているため、
スペースに無駄がなく、その分後ろのシューズクローク部分の
スペースを広く確保することが出来ます。
③ 玄関を開けたときに室内が丸見えにならない配置
我が家がまさに丸見えになってしまう家なのですが、リビングの
ドアをうっかり閉め忘れて来客対応してしまっても、この間取り
ならば、玄関ドアを開けてもリビングの中やトイレが丸見えに
なる事がありません。
我が家の場合、子どもの友だちが遊びに来た→うれしくて子どもが
リビングのドア全開で友達を迎える→玄関ドアも全開→家の中が
丸見え。。。といった状況になります。
恥ずかしい ^_^;
小さな事かもしれませんが、我が家と同様に、住んでみて初めて
気付く見落としがちなポイントだと思います。
今回は「玄関収納が充実の家」のポイント①~③をご紹介いたしました。
次回は④以降のポイントご紹介したいと思います。
ご卒業・ご卒園される皆様、おめでとうございます!
皆様に素敵な春がやってきますように☆彡
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